- 女性医師による丁寧な診察
- 幼児からご高齢者の方まで診察
- 内科との密な連携:内科・心療内科に併設しており、密に連携をしております。内科と併せてご受診いただけます。
相模大野の皮膚科
Dermatology
相模大野の皮膚科
Dermatology
皮膚科の診療は
2023年5月9日(火)
より開始予定です。
Feature
Doctor
この度、2023年5月から皮膚科を担当させていただくことになりました。
大学病院では皮膚科疾患全般を、その後は開業医の先生のご指導の下、小児からご高齢の方まで幅広く診療をして参りました。
お肌と心は密接に関わっています。
皮膚診療を通して地域の方のお肌のトラブルとそれに伴う心のケアを行い、心身の健康をお支えしたいと考えております。患者様に笑顔になっていただけるように真心のこもった診療を致します。スタッフ一同、日々研鑽を怠ることなく、誠実な対応、丁寧な説明を心掛けてまいりますのでどうぞお気軽に相談にいらしてください。
石谷 真理子
Disease
★保険診療を中心に行っております。
★レーザー施術、光線療法、生物学的製剤の投与、悪性腫瘍治療、手術等は当院では行っておりません。(炎症性粉瘤の緊急切開のみ対応)
皮膚科を受診される患者さまに、最も多く見られる症状です。
痒みを伴い、赤み、かさかさ、ブツブツや小水疱などが特徴的です。
原因は、薬剤、花粉、ハウスダスト、細菌等の異物が皮膚に入ってきたときにおこる炎症反応によるものです。湿疹・かぶれなどは痒みを伴うことが多いため、ついつい掻いてしまいがちですが掻くことで症状を悪化させてしまいます。
湿疹の治療では、この炎症に対するステロイドの外用薬を使用します。
また、抗アレルギー薬、保湿剤を使用することもあります。
脂腺の多いところに生じる湿疹で、頭部や顔、胸背部などにできやすいのが特徴です。
乳児の脂漏性皮膚炎はほとんど一過性でスキンケアをすれば8~12か月ころには治ります。
一方、成人型の場合は、慢性かつ再発性です。頭、顔、耳にフケがしつこく出て、痒みもあり、とても憂うつなものです。原因としては皮膚に常在しているマラセチアというカビ(真菌)の一種が発症に関わっているといわれています。皮脂の分泌の多い場所でマラセチアが増殖して、炎症を引き起こすと考えられています。
ステロイド軟膏と抗真菌剤の外用を行います。
突然、虫刺されのような赤みをもった皮膚のふくらみ(膨疹)ができ、激しいかゆみを伴います。
数分から24時間以内で跡かたなく消えてしまう病気で、別の場所に現れてはまた消えることを繰り返します。
症状が6週間以内に治まるものを急性じんましん、症状が6週間以上続くものを慢性じんましんと言います。
原因はストレス、疲れ、食べ物、薬、感染症などがあります。慢性じんましんの原因は原因が特定できないものが多いです。
抗ヒスタミン薬の内服を行います。
こどものころにかかった水ぼうそうが治ったあと、神経の中に潜んでいた水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化によって起こります。神経の支配領域に沿って、ピリピリ刺すような痛みと、これに続いて赤い斑点と小さな水ぶくれが帯状にあらわれる病気です。
30代と60代に多く、60代以降の方はピリピリするような痛みが持続する帯状疱疹後神経痛が残る可能性があります。
抗ヘルペスウイルス薬、きずを治すための外用薬、鎮痛剤や神経障害性疼痛治療薬を併用します。
初めて単純ヘルペスウイルスに感染(接触感染)した時には、90%が無症状ですが、乳幼児や免疫低下状態では症状が強く、多数の水ぶくれや発熱などを伴うこともあります。
単純ヘルペスウイルスは一度感染すると、生涯にわたって神経に潜伏します。感冒やストレスなどを契機としてウイルスが再活性化し再発を繰り返します。口唇、陰部、手指に好発します。
ウイルスの増殖を抑える抗ヘルペスウイルス薬の内服や外用を使用します。ちくちくした予兆があるときに内服をすると早く治ります。
10-30歳代に多く顔、背部、前胸部に好発します。
毛穴のつまりから白ニキビ、赤ニキビ、ニキビ跡になります。ニキビの原因としては、角質がつまるなどして毛穴がふさがる、皮脂分泌が活発になる、皮脂腺の中で菌(アクネ菌など)が増殖することなどがあります。それ以外にも、食事、ストレス、化粧品等の外的刺激が複雑に発症に関与しています。
毛穴の閉塞を除去する外用薬、抗菌薬の内服、外用、ビタミン剤内服などの中から選択します。
ヒトパピローマウイルスが小さい傷などから感染して起こります。
小児の手足背や指趾に好発します。潜伏期間は1~6か月で最初は小さい丘疹ですが、だんだん大きくなっていぼ状に盛り上がるようになり、表面がざらついて硬くなります。
液体窒素による凍結療法、ヨクイニン(ハトムギ)内服などを行います。一回の治療で治すことは難しく、1週間から2週間おきに何回か繰り返して治療します。
伝染性軟属腫ウイルスによる皮膚感染症です。表面がつるつるしており、光沢のある直径数2mmから10mmくらいの小さな皮膚の盛り上がりで、てっぺんが少し凹んでいるのが特徴です。
専用のピンセットで除去する方法が確実ですが、除去する時に痛みがあるため、局所麻酔の貼り薬を使用します。自然治癒することもあるので症状が乏しい場合は経過観察することもあります。
20歳代から出現し、老化により生じるイボです。顔や頭部、体幹などに出現し、直径は1~2㎝程度で褐色から黒褐色まで様々です。皮膚に粘土細工を張り付けたような外観を呈します。
痒みを伴う場合や日常生活に支障がある場合などは液体窒素による凍結療法を行います。
真菌の一種である皮膚糸状菌(白癬菌)が皮膚の角質に寄生して生じる病気です。
足の指の間の皮が剥けたり、白くふやけたりする趾間型、小さな水ぶくれができ、水ぶくれが破れると皮が剥ける水疱型、ヒビ、アカギレのように足の裏全体が硬くなる角質増殖型があります。
爪は足白癬から続発的に起こる場合が多く親指に多く起こります。白~黄色に濁って、厚くなり、その爪の下が粗造になります。顕微鏡検査などで診断を行います。
足白癬は抗真菌薬の外用を行います。爪白癬の場合は、抗真菌薬の内服もしくは外用治療を行います。