花粉症・舌下免疫療法外来受診希望の方はなるべくweb予約のご利用をお願いします。
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あおクリニックの
花粉症外来の特徴
- 19時まで診療
- 仕事帰りや土曜日も診療
- お忙しい方のために長期処方可能
- 問診票を利用し、患者様に合わせた適切でスピーディーな治療
- 電話診察・処方も可能

花粉症はアレルギー性鼻炎・結膜炎の一種で特に植物の花粉がアレルゲンとなって、鼻水・鼻づまり・くしゃみ・目の痒み・喉の違和感などの症状を引き起こします。
人により症状は異なり、治療薬の効果にも差がでます。当院ではお一人お一人に合った治療をご提案してまいります。
花粉症治療は毎年症状が出る方は、症状が出始める1-2週間前から内服を始めることをおすすめしております。症状が出始めてから飲むよりも軽く済むことが多いからです。採血によるアレルギー検査(39項目アレルギー検査:View39)を行うことも可能ですので、お問い合わせください。
View39とは
アレルギー性鼻炎・結膜炎・蕁麻疹・喘息などの原因を探す検査です。
症状が出ている方は症状を引き起こしているアレルゲンを特定すること、アレルギーによるものかどうかを調べることが治療の第一歩となります。
保険適応可能な検査で費用は3割負担で4500円程度です。

吸入系アレルゲン
吸い込んで体に入るもので、アレルギーの原因となりやすいもの

- 室内の塵:ヤケヒョウヒダニ、ハウスダスト
- 動物:ネコ、イヌ
- 昆虫:ガ、ゴキブリ
- 樹木:スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ
- 草:カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、オオアワガエリ
- カビ:アルテルナリア(スズカビ)、アスペルギルス(コウジカビ)、カンジダ、マラセチア、ラテックス
食餌系アレルゲン
食べて体に入るもので、アレルギーの原因となりやすいもの

- 卵:卵白、オボムコイド
- 牛乳:ミルク
- 小麦:小麦
- 豆、穀物、ナッツ類:ピーナッツ、大豆、そば、ごま、米
- 甲殻類:エビ、カニ
- 果物:キウイ、りんご、バナナ
- 魚、肉類:マグロ、サケ、サバ、牛肉、豚肉、鶏肉
治療の種類
内服
①抗ヒスタミン薬(第2世代)
アレグラ・アレジオン・デザレックス・ビラノア・ルパフィン・ジルテックなど
主にくしゃみ・鼻汁の症状を認める場合に使用します。鼻づまりには効果が低いことがあります。一般的には眠気が起こりにくいですが、眠気が出やすいものとそうでないものがあります。個人差もありますので診察の際にご相談ください。
②ロイコトリエン拮抗剤
シングレア・オノンなど
鼻づまりが強い場合に効果的な薬です。
③漢方
小青竜湯・麻黄附子細辛湯・葛根湯加川芎辛夷・辛夷清肺湯など
小青竜湯は水様性の鼻水に有効です。錠剤でも処方可能なので、西洋薬で眠気が出やすい方に良い適応となります。
外用薬
①点鼻薬
フルナーゼ・ナゾネックス・アラミスト・エリザスなど
主に上記の薬はステロイド性点鼻薬となります。ステロイドホルモンという炎症を抑える成分が入っており、液体状の薬と刺激の少ないパウダー状のものがあります。ステロイド剤は内服や点滴で使用する場合は副作用の問題がありますが、皮膚疾患などには広く使われています。点鼻薬も鼻の粘膜に使用するので、副作用は極めて少なく安心してご利用いただけます。
辛い時だけの使用ではなく、基本的に毎日定期的に使用することで持続的な効果が出てきます。
飲み薬で眠くなってしまう方は、点鼻だけでも十分効果があることがありますし、内服だけでは症状の改善が得られない方も、点鼻薬の併用をされることをおすすめします。
②点眼
ザジテン・リボスチン・アレジオン・フルメトロンなど
主に抗ヒスタミン薬の点眼がまず使用します。効果が不十分で合ったり、重度の方はステロイドを含む点眼を限定的に使用することもあります。
※コンタクトレンズ使用中の方
ほとんどの点眼薬には、防腐剤として塩化ベンザルコニウムという成分が含まれています。
この防腐剤はその濃さと接触時間に関連して角膜障害を起こすと言われています。通常のまばたきをしていれば問題ないですが、コンタクトレンズを使用している場合には危険性が上がります。
また、塩化ベンザルコニウムはコンタクトレンズに吸着されやすく、レンズの変形、白濁や変色する可能性があります。以上の理由から、防腐剤を含む点眼薬はコンタクトレンズ使用中は避ける必要があります。アレジオン点眼液・アレジオンLX点眼液にはベンザルコニウムが含まれていないため安心してご使用いただけます。