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一般皮膚科

General Dermatology

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General Dermatology

かぶれ、湿疹

皮膚科を受診される患者さまに、最も多く見られる症状です。
痒みを伴い、赤み、かさかさ、ブツブツや小水疱などが特徴的です。
原因は、薬剤、花粉、ハウスダスト、細菌等の異物が皮膚に入ってきたときにおこる炎症反応によるものです。湿疹・かぶれなどは痒みを伴うことが多いため、ついつい掻いてしまいがちですが掻くことで症状を悪化させてしまいます。

脂漏性皮膚炎

脂腺の多いところに生じる湿疹で、頭部や顔、胸背部などにできやすいのが特徴です。
成人型の場合は、慢性かつ再発性です。頭、顔、耳にフケがしつこく出て、痒みもあり、とても憂うつなものです。
原因としては皮膚に常在しているマラセチアというカビ(真菌)の一種が発症に関わっているといわれています。皮脂の分泌の多い場所でマラセチアが増殖して、炎症を引き起こすと考えられています。

蕁麻疹

突然、虫刺されのような赤みをもった皮膚のふくらみ(膨疹)ができ、激しいかゆみを伴います。
数分から24時間以内で跡かたなく消えてしまう病気で、別の場所に現れてはまた消えることを繰り返します。
症状が6週間以内に治まるものを急性じんましん、症状が6週間以上続くものを慢性蕁麻疹と言います。
原因はストレス、疲れ、食べ物、薬、感染症などがありますが、慢性蕁麻疹の原因は特定できないものが多いです。

帯状疱疹・水疱瘡

一般皮膚科

身体の左右どちらか一方にピリピリ・チクチクと刺すような痛みと、これに続いて赤い斑点と水ぶくれが帯状にあらわれる病気です。帯状疱疹は、身体の中に潜んでいたヘルペスウイルスの一種である水痘ウイルスによって起こります。水ぼうそうにかかったことのある人は、帯状疱疹にかかる可能性があります。加齢やストレス・過労などが引き金となり免疫力が下がると潜んでいたウイルスが活動を始め帯状疱疹を発症します。

帯状疱疹の予防には、50歳以上の方を対象としたワクチンがあります。水疱瘡にかかったことのある方は水痘ウイルスに対する免疫を持っていますが、加齢に伴い弱まってしまいます。そのためワクチン接種をして免疫力を高めて帯状疱疹を予防します。完全に防げるものではありませんが、発症しても軽症で済むという報告もありますので接種を検討される方はご相談ください。

単純ヘルペス

初めて単純ヘルペスウイルスに感染(接触感染)した時には、90%が無症状ですが、乳幼児や免疫低下状態では症状が強く、多数の水ぶくれや発熱などを伴うこともあります。
単純ヘルペスウイルスは一度感染すると、生涯にわたって神経に潜伏します。感冒やストレスなどを契機としてウイルスが再活性化し再発を繰り返します。口唇、陰部、手指に好発します。

にきび

にきびは、皮脂が多く分泌される部位(おでこ、頬など)にできやすく、毛穴がホルモンと細菌と皮脂の相互作用によって炎症を起こす疾患です。
皮脂を分泌する毛穴が詰まりにきびができ始めます。その後、詰まった毛穴の中に乾いた皮脂や角質(死んだ細胞)がたまります。この状態が黒ニキビ(毛穴が開いて中身が見えている状態)や白ニキビ(毛穴が閉じている状態)と呼ばれる状態です。
進行すると毛穴が破れ中身が流れ出し、炎症が広がる場合があります。その場合は皮膚の深い部分を傷つけてしまうため炎症が治っても痕が残ってしまう場合があります。

イボ

イボは主にウイルス感染が原因で発症します。皮膚の免疫が落ちている方がなりやすく、アトピー性皮膚炎、多汗症、その他に湿疹のある方は注意が必要です。

ウイルス性のイボ(疣贅)

ヒトパピローマウイルスが小さい傷などから感染して起こります。
潜伏期間は1~6か月で最初は小さい丘疹ですが、だんだん大きくなっていぼ状に盛り上がるようになり、表面がざらついて硬くなります。

水イボ(伝染性軟属腫)

伝染性軟属腫ウイルスによる皮膚感染症です。表面がつるつるしており、光沢のある直径数2mmから10mmくらいの小さな皮膚の盛り上がりで、てっぺんが少し凹んでいるのが特徴です。

老人性イボ(疣贅)

20歳代から出現し、老化により生じるイボです。顔や頭部、体幹などに出現し、直径は1~2㎝程度で褐色から黒褐色まで様々です。皮膚に粘土細工を張り付けたような外観を呈します。

水虫・爪白癬

真菌の一種である皮膚糸状菌(白癬菌)が皮膚の角質に寄生して生じる病気です。
足の指の間の皮が剥けたり、白くふやけたりする趾間型、小さな水ぶくれができ、水ぶくれが破れると皮が剥ける水疱型、ヒビ、アカギレのように足の裏全体が硬くなる角質増殖型があります。
爪は足白癬から続発的に起こる場合が多く親指に多く起こります。白~黄色に濁って、厚くなり、その爪の下が粗造になります。顕微鏡検査などで診断を行います。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、かゆみの強い皮疹が良くなったり悪くなったりを繰り返す皮膚炎です。乳幼児期に発症することが多く、近年では成人になってから症状が現れる方もいます。
皮膚のバリア機能の低下(乾燥肌)とアレルギー反応を起こしやすい体質(アトピー素因)が主な原因です。バリア機能を低下させないための保湿ケアと、外用薬で炎症とかゆみの抑制を行うことが大切です。外用薬のみでかゆみが治まらない場合は、飲み薬を併用することもあります。きちんと薬を使うことで肌の状態をコントロールできるようになります。

あせも

あせもとは、大量の発汗に伴って、汗の正常な排出が妨げられることで起こる発疹です。
高温多湿下で、汗を出すための管が詰まり、皮膚の中に汗がたまることで起こります。
かゆみのある赤く小さな発疹が、たくさん汗をかいた部位に急速に現れます。
皮膚を清潔にし、涼しい環境で過ごすことで自然に消えていきます。外用薬でかゆみや炎症を抑えることができます。

虫刺され

虫に刺された場合、赤み、痒み、痛みといった症状が現れます。アレルギー反応により、直後から赤みやかゆみといった症状が出る場合と数日後にブツブツや水ぶくれといった症状が出る場合があります。

皮膚感染症

皮膚細菌感染症は、ひっかき傷、刺し傷、手術、熱傷(やけど)、日焼け、動物や昆虫による咬み傷や刺し傷、傷口、元からあった皮膚の病気など、皮膚にできた小さな開口部から、もしくは毛包から細菌が侵入することで起こります。汚染された土壌での庭仕事や汚染された池、湖、海での遊泳など、様々な活動により皮膚細菌感染症にかかる可能性があります。

たこ・魚の目

たこも魚の目も、皮膚の一部が刺激を受けて角質層が厚くなる病気ですが、たこには痛みがありません。痛みがある場合、細菌感染の可能性がありますので早めに受診してください。魚の目は中心に魚の目のような芯があり、主に足の裏や指にでき、激しい痛みを伴います。

乾燥肌

乾燥肌の原因は、季節や生活する環境によるものもありますが、生活習慣や加齢が関わっている場合もあります。
クレンジングや洗顔の方法が間違っていたり、保湿ケアが不十分でも乾燥肌になります。肌の乾燥がひどくなると、かゆみだけでなく炎症や湿疹を発症することもあります。
また、肌を乾燥した状態で放置しておくと、急速に老化が進んでしまいます。しわやしみの原因にもなることもあります。
日常的に肌を乾燥させないためのケアをすることが大切です。

しゅさ(赤ら顔)

酒さは、鼻や頬、額などを中心に赤みが長期間にわたってあらわれる病気です。皮膚の血管が透けて見えたり、ニキビのような膿のたまったブツブツ、皮膚が厚くなり「鼻瘤」と呼ばれるコブができることもあります。乾燥肌や敏感肌をともなうこともしばしばあり、ほてりやヒリヒリ感などもあらわれます。
また、目の充血や異物感としてあらわれるタイプもあります。
酒さの原因は明らかになっておらず、日光や高気温・低気温などの外部環境、精神的ストレスや食べ物などによる体の内部環境、生活習慣など、人によりさまざまです。
脂漏性皮膚炎、なども似たような症状があらわれる場合がありますので、適切な診断と治療が重要です。

やけど

やけどは熱傷とも呼ばれ、熱い液体や金属、炎などが皮膚に接触することで受ける外傷のことです。非常に高温で短時間の接触で起きる熱傷のほか、低温で長時間接触して起こる低温熱傷があります。表皮、真皮、脂肪組織といった皮膚の深さによってやけどの損傷度合いが違います。

手汗・脇汗

日常生活をする上で、さまざまな困りごとをもたらすほど手のひらから汗が出る症状を「手掌多汗症」といいます。
手掌多汗症は、手のひらにたくさん汗をかき、日常生活に大きく影響を及ぼします。たくさんの汗が出ますが、汗腺の数、分布、形は人による違いはありません。手のひらは、緊張や集中といった精神活動が交感神経に伝わることで発汗を起こします。
ワキ汗が多く出る病気のことを「腋窩多汗症(えきかたかんしょう)」といいます。腋窩(えきか)とは、ワキの下のことです。
ワキの下はもともと汗腺が多いうえに、緊張やストレスなどの精神的な刺激と、気候や運動による温熱刺激の両方で発汗が促進されるため、汗を多くかきやすい部位です。

巻き爪

爪の端が曲がって皮膚にくい込んでいる状態が陥入爪で、爪全体が曲がっている状態を巻き爪といいます。赤み、痛み、腫れ、炎症がひどくなって来院される方が多くいらっしゃいます。

超弾性合金ワイヤを用いた巻爪矯正具(巻き爪マイスター)を装着しているだけで比較的早く巻き爪を矯正できます。
巻き爪マイスターはコイルばねに内蔵された超弾性合金ワイヤーの弾性力によって、装着している間に巻き爪が徐々に矯正される医療機器です。安全性に配慮し、ワイヤーをコイルが抱合する設計となっています。

最大の特徴は爪への穴開けが不要で、簡単に装着が可能なところです。
矯正力が強く、短期間でも半年矯正が可能な治療法ですが、爪が薄い方、爪の長さが短い方などは装着できない場合があります。
また、テープ固定の自己管理が必要になりますので、注意点をよくご確認ください。医師の診察に基づき、患者さまに合った適切な治療方法を選択させていただきます。

  • 自費診察料:1,100円
  • 巻き爪マイスター:8,000円
  • ゲル:6,000円

※下記に当てはまる方は装着いただけません。